
▲ 119外国語通訳ボランティア委嘱式および懇談会
忠南消防本部は19日、道庁消防本部状況室で「119外国語通訳ボランティア委嘱式および懇談会」を開催した。
道消防本部関係者と通訳ボランティアなど10名余りが参加する中、今回の行事は委嘱式、功労者表彰、懇談会などの順で進行した。
この日、道消防本部が委嘱した通訳ボランティアは、保寧消防署保寧女性義勇消防隊員として活動中のホ・ジョンジャさん、ボ・スヨンさんなど4名*で、委嘱期間は3年間である。
*既存の活動者18名中2名の委嘱式日程が延期され、今回一緒に実施。
今回の委嘱により、道内で活動する119外国語通訳ボランティアは計20名に増え、ネパール語・日本語・カンボジア語・タイ語・キルギス語・ラオス語・中国語・ロシア語・英語・ウズベク語・スペイン語・ベトナム語など計12か国語の通訳が可能となった。
また、この日の行事では、今年の119通訳活動に貢献した功労者としてマ・ヒョンジ(中国語)さん、チョン・ソンロク(ロシア語)さんを選定し、それぞれ道知事表彰を授与した。
119外国語通訳ボランティア制度は、道内に居住している外国人に合わせた消防サービスを提供するために設けられたもので、通訳ボランティアは119総合状況室にかかってきた通報電話を3者通話システムを通じて迅速かつ正確に翻訳する役割を果たす。
道内では2021年から昨年までの3年間で外国人通報が1786件(年平均593件)受け付けられ、今年は9月末基準で621件が受け付けられ、外国語通訳の需要が増加している状況だ。
道消防本部は、この日の懇談会で収集した通訳活動時の問題点や困難などを検討し、119通報に関する様々な事例を調べて改善案を設ける方針だ。
リュ・ジンウォン道消防本部119総合状況室長は「119外国語通訳は、道内の外国人と多文化家庭の緊急な119通報に迅速かつ正確に対応するためのサービスで、道内の外国人居住者数が増えるにつれて需要も増えている状況」だとし、「通訳ボランティアとの定期的な懇談会を通じて有機的な協力体制を構築し、状況管理機能を強化する」と述べた。
担当部署 消防本部 119総合状況室
電話番号 041-635-5661